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日本日本神話

古事記神々の系譜

712年に編まれた日本最古の歴史書。天地のはじまりから、太陽の女神と嵐の神の姉弟げんか、八つ首の大蛇退治、そして初代天皇の誕生まで。日本の神々の壮大な家族の物語。

  • 全13話構想
  • 11話公開中
  • 19ページ / 1話あたり

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公開中のエピソード

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第1話

プロポーズの順番を間違えた神様国生み

何もない漂う海を前に、最後に生まれた二柱の神イザナギとイザナミが「国をつくれ」と矛を一本渡される。最初の出会いで順番を間違えて子を手放した二人は、責め合わずに理由を聞きに行き、もう一度やり直して大八島を生む。

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第2話

「見ないで」と言われたのにイザナギとイザナミ・黄泉の国

火の神を産んで死んだ妻イザナミを取り戻しに、夫イザナギは死者の国へ下る。「見ないで」というたった一つの約束を破った夫と、見られた妻。二人は大岩を挟んで生と死の数を言い交わして別れ、禊の水から太陽・月・嵐の子どもたちが生まれる。

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第4話

世界が闇に沈んだ日、神々は笑った天岩戸

太陽の女神アマテラスが岩屋にこもり、世界は闇に沈んだ。神々は戸の前で祭りを開いて笑いで光を連れ戻すが、闇を招いた弟スサノオはひとり笑えないまま地上へ追われ、川上から聞こえる泣き声に足を止める。

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第5話

大蛇を倒すなら、まず酒をヤマタノオロチ

高天原を追われ「何もかも奪われた」と思うスサノオは、出雲の川上で娘をヤマタノオロチに奪われ続けてきた老夫婦と出会う。末娘を櫛に変えて髪に挿し、八たび醸した酒で八つの頭を眠らせて斬り、戦いの中で落ちかけた櫛を掴み取り、尾から現れた大刀を初めて自ら姉に渡したのち、須賀の地で「すがすがし」と笑い、雲を見て歌を詠む。

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第6話

サメを渡ったウサギの、余計なひと言因幡の白うさぎ

第6話。海に並んだワニ(サメ)の背を数えて渡った兎は、陸を目前にした一言で毛皮を失う。兄たちのウソの治し方に苦しむ兎を救ったのは、最後尾で荷物を背負う末っ子オオナムヂ。袖に残る黄色い粉と白い毛に気づいた姫が選んだのは――。

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第7話

嵐の神に「娘さんをください」根の国 ―オオクニヌシとスセリビメ―

第7話。兄たちに二度殺された末っ子オオナムヂは、母の涙で命を取り戻し、地の底の国で運命の姫スセリビメと出会う。だが彼女の父は嵐の神スサノオ。蛇の部屋、燃える野原、頭のムカデと、命がけの婿いびりが始まる。

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第8話

剣の上に座る神、「国をゆずるか」国譲り

第8話。親友と作った国を一人で守ってきたオオクニヌシのもとへ、天から使者が次々と送られるが、誰も戻らない。最後に来た無口な雷神タケミカヅチは海に立てた剣の切先に座り、力くらべの末、王は天に届く柱の宮を願って国を手放す。

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第9話

まぶしい巨神に、小さな踊り子ひとり天孫降臨

第9話、地上へ降りる若き神ニニギの前に天と地を照らすまぶしい神が立ちはだかり、一番小柄な踊り子の女神ウズメが踊るような足取りでたった一人歩み寄って正体を問う。祖母の鏡を胸に降り立った地上で、ウズメは道案内の神を海へ見送り、その名を受け継ぐ。

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第10話

人が死ぬのは、王が花を選んだからコノハナサクヤビメとイワナガヒメ

第10話。若き天の神ニニギは岬で出会った花の姫サクヤを妻に望むが、山の神が添えた姉の岩の姫を見た目だけで送り返し、御子の命は花のようにはかなくなる。たった一夜の契りで身ごもったサクヤを疑うニニギの前で、彼女は自ら火を放った御殿の中で三人の子を産み、自分の言葉が真実だと命がけで示す。

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第12話

天皇のおばあちゃんは、海から来たトヨタマビメの出産

第12話。「どうか見ないで」と頼んで産屋に入った妻・トヨタマビメを、夫ホオリは心配のあまり覗いてしまう。そこにいたのは、鮫とも竜ともつかない巨大な海の主だった。一度は逃げたホオリは引き返すが、妻は子を残して海の道を閉ざす。それでも二人は恋しさを捨てられず、歌だけが海と陸の境を越えて行き交う。

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第13話

三本足のカラスについて行け神武東征・八咫烏

第13話。兄イツセと東を目指したイワレビコは、兄を矢傷で失い、熊野の森で軍勢もろとも倒れる。天からの剣で目覚め、兄の形見の弓にとまった大きな烏に導かれた弟は、兄の教え『日を背に』を胸に、あの楯の壁と再び向き合う。

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全話の構想13

  1. 第1話公開中

    プロポーズの順番を間違えた神様国生み

    『プロポーズの順番を間違えて最初の子を失った神様』―日本の国土が生まれた、世界で一番不器用なやり直しの物語。

  2. 第2話公開中

    「見ないで」と言われたのにイザナギとイザナミ・黄泉の国

    オルフェウスより千年前の日本版『振り返ってはいけない』。妻を迎えに行った夫が見てしまったもの、そして石一枚を挟んだ史上最悪の離婚宣言。

  3. 第3話制作中

    姉と弟の誓約

    お姉ちゃんが完全武装で弟を待ち構えた理由。『勝った!』と叫んだ弟がやらかした、神話史上もっとも迷惑な家庭内トラブル。

  4. 第4話公開中

    世界が闇に沈んだ日、神々は笑った天岩戸

    太陽が引きこもった。神々が選んだ解決策は『外で宴会して爆笑する』だった。世界最古級の『笑いで闇を破る』物語。

  5. 第5話公開中

    大蛇を倒すなら、まず酒をヤマタノオロチ

    ドラゴンを倒す最善策は『酒で酔わせる』。しかも髪にお姫様を櫛として挿して戦う。日本の三種の神器・草薙剣はこうして蛇の尾から出てきた。

  6. 第6話公開中

    サメを渡ったウサギの、余計なひと言因幡の白うさぎ

    ワニを騙して海を渡ったウサギ、最後の一言で全部台無しに。日本で一番有名な『調子に乗るな』の教訓話。

  7. 第7話公開中

    嵐の神に「娘さんをください」根の国 ―オオクニヌシとスセリビメ―

    義理の父が嵐の神。嫁をもらうための試練が『蛇の部屋で寝る』『火に囲まれる』『頭の虫取り(ムカデ)』。最後は父の髪を柱に縛って駆け落ち。

  8. 第8話公開中

    剣の上に座る神、「国をゆずるか」国譲り

    地上の王に『国を渡せ』と交渉に来た雷神は、剣を海に突き立てその切先に座った。日本版『交渉決裂の力比べ』、負けた神が諏訪に封じられた理由。

  9. 第9話公開中

    まぶしい巨神に、小さな踊り子ひとり天孫降臨

    天から王が降りてくる日、道の真ん中に『上も下も照らす謎の巨神』が立っていた。先導役を名乗り出たその神を、たった一人で問い詰めに行ったのは踊り子の女神だった。

  10. 第10話公開中

    人が死ぬのは、王が花を選んだからコノハナサクヤビメとイワナガヒメ

    『永遠の命』と『花の美しさ』、王は花を選んだ。だから人間は死ぬようになった。そして疑われた妻は、燃える小屋の中で子を産んだ。

  11. 第11話制作中

    海幸山幸

    借りた釣針を失くしただけで海の底へ。そこで待っていたのは三年の恋と、潮を操る二つの珠。兄弟喧嘩の決着が『津波』だった神話。

  12. 第12話公開中

    天皇のおばあちゃんは、海から来たトヨタマビメの出産

    『絶対に見ないで』と言われて見てしまった夫。妻の本当の姿を見た代償は、海と陸の永遠の別れ。初代天皇の祖母は海のワニだった。

  13. 第13話公開中

    三本足のカラスについて行け神武東征・八咫烏

    神の血を引く兄弟が『太陽を背にして戦え』と遺言を残して死んだ。残された弟を導いたのは天から落ちてきた一振りの剣と、三本足のカラス。日本の初代天皇はこうして生まれた。

原典について

古事記

地域
日本
成立
712
作者・編者
太安万侶(編)/ 稗田阿礼(誦習)

原典について